ツーバイフォーとは住宅工法の名前で日本では「枠組壁工法」とも呼ばれています。
ツーバイフォーの名前の由来は2インチx4インチの木材を主に使う事からそう呼ばれる事になりました。
1インチは25.4mmなので2インチは50.8mm、4インチは101.6mm。
しかしツーバーフォーの材料の大きさは上記のサイズではないのです。
2インチx4インチ通称204材は38mm x 89mmです。
ムムム。。。
正確な204材の寸法はGreen材と呼ばれる製材時の寸法なんです。
JAS規格に従うためで含水率を19%以下にしなければならないため、204材(50.8mm x 101.6mm)を乾燥させ、さらに表面をキレイにカンナ掛けすると38mm x 89mmになると言う仕組み。
ちなみにツーバイで使われる材料の通称SPF材はSPFという木材ではありません。
樹種のグループで取引されるため
S スプルース材
P パイン材
F ファー材
のいずれかを指します。
先日某ハウスメーカー設計さん(一級建築士)と打合せをしていた際に「SPF材ってどこの国の木なんですか?と聞かれまして・・・完全にSPFっていう名称の木があると思っていたらしいです。
はあ・・・聞いているこっちがハズカシイ。
それにしてもメートル、尺、インチ、フィートetc・・・単位有り過ぎです!